11/20の記事で、GPSで測った座標をGoogleマップに入力してみるととんでもなくずれる、と書きました。
どうやら座標の数値が同じ基準でないのが原因だったらしいです。
分や秒などに使われる60進法を使っているのがFOMA、Googleが求めているのは通常の計算でよく使われる10進法ということらしいです。
結論から言うと、GPS機能は田舎でも大丈夫!ばっちり。
たとえば、忠海駅付近で実際にSH-11Cで取ってきた座標は度分秒表示なので、
緯度が、N34度20分13秒558
経度が、E132度59分28秒794
となります。
これをそのままGoogleマップに入力します。
34.2013558, 132.5928794 となります。
これだと、呉市の海の上です。
これではだめなので、60進法から10進法に変換します。
20分は1度の20/60なので60で割り、13秒は1度の13/60/60なので3,600で割ります。
残りは誤差かもですが、1000で1秒になりますので、3,600 * 1,000の3,600,000で割ればよさげです。
上の数値をこのやり方で変換すると、
緯度が、34 + 20 / 60 + 13 / 3,600 + 558 / 3,600,000 = 34.3370994
経度が、132 + 59 / 60 + 28 / 3,600 + 794 / 3,600,000 = 132.9913317
になります。
ではGoogleマップに34.3370994, 132.9913317を入力。
おおおお、忠海駅前です。だいたいこのへんです。すばらしい。
ということで、やはりパケット代をけちって地図アプリを使わなかったのがずれる原因だったようです。
でも自分でちゃんと確認してひとつ賢くなった!
この検証用に、座標を受け取るための確認用サイトを作りました。
GETでパラメータを受信するようにして、ここにSH-11CでアクセスしてURLを表示させ、そこから抜いたパラメータでPCからいろいろ入力して確認したのです。
せっかくなのでGoogleを使って小さい地図を表示できるようにしました。記念に残しておきます。
GPSの座標から地図表示 最近のFOMAならおそらく大丈夫版
限度額まで使うつもりはありませんからっ
>パケット代をけちって地図アプリを使わなかった
パ、パケホーダイは・・